僕が・・・生きていく

大手企業を早々に辞めてベンチャーを渡り歩くアラサーの僕が、この不条理な世界で生き残っていくためにした事。日々思う事を書いていきます。

僕が初期のディズニーシーに恋をした5つの理由 - 昔の方が良かった

 

私はディズニーが好きです。

 

しかし、俗に言うディズニーオタクのように5時間前からパレードを待ったり、高給な一眼カメラを構えてキャラクターの写真を連射したりはしません。

 

初期のディズニーシー、言わば「大人のディズニーシー」に恋をしたんです。

 

そんな私が思うディズニーシーの昔と今を今日のテーマとして書きます。

 

昔のほうが良かったと思って頂ける賛同者の方、ディズニーの何がいいの?と思われている方に読んでいただきたい記事になっています。

 


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5つの理由

 

1. 冒険とイマジネーションの海へようこそ

 

ディズニーシーが開演した頃、私は小学生でした。

 

小学生でなくとも、

 

「冒険」「イマジネーション」

 

という言葉に惹かれない日本男児はいないでしょう。

 

当時のCMは海底2万マイルと一緒に、このフレーズが流れていました。

 

深海の世界を探検できるというワクワク感を駆り立ててくれました。

 

 

その他の絶叫マシンも全て、このテーマに紐付いていました。

 

ストームライダーという「サイエンス」。(竜巻の中に入っていく飛行機のアトラクション)

 

インディー・ジョーンズという誰もが知る「冒険」。

 

センター・オブ・ジ・アースという火山の中にいく「冒険」。

 

 

まさに冒険とイマジネーションという男心をくすぐるテーマで統一されていたのが初期のディズニーシーでした。

 

 

 

2. ミッキーは親善大使

 

ディズニーシーの初期の頃、ディズニーキャラクターは「親善大使」というテーマがありました。

 

初期のショーにはほとんどキャラクターが出てきません。

 

夜のショーの1作目、「ディズニーシー・シンフォニー」は、光と水が奏でる音楽ショーとなっていましたが、出てくるのはミッキーだけ。

 

ミッキーと周りの噴水装置がメインでした。

 

夜のショーの2作目、「ヴェラビッシーモ」は、炎の精霊と水の精霊が出てくる水上ショーで、炎が大量に使われて大迫力でした。

 

こちらは冒頭5分くらいにミッキーが出てきて、その後20分くらいは一切キャラクターが登場しません。

 

しかし、それが大人っぽく、シルク・ド・ソレイユみたいな高等なサーカスを見ているような気分にさせてくれたんです。

 


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他にもマーメイドラグーンとアラビアンコーストを除いては、キャラクターが出てくるアトラクションがありませんでした。

 

よって、ディズニーだけど、キャラクターに頼らない夢の国、だったんですね。

 

 

 

3. イタリア・アメリカ旅行

 

水の都ヴェネツィア。

 

もうこの響きだけでかっこいいですよね。そしてロマンチックです。

 

そんな世界を小学生男児が一人で歩けるなんて、夢みたいでした。

 

それが、ミラコスタのあるメディテレーニアンハーバーです。

 

アメリカのブロードウェイ。大型客船。

 

それらがあるのが、アメリカンウォーターフロントです。 

 

小学生では余程の金持ちでも無ければ、アメリカ、イタリアにはいけません。

 

そして、一人で歩くなんて事、危なくて絶対にできません。

 

しかしディズニーシーでは出来たんです。

 

たった10歳になったばかりの小学生が、イタリアとアメリカの街を一人で歩けるんですよ。

 

それが、私の出会ったディズニーシーでした。

 

ミラコスタに泊まれば、イタリア旅行をしている気分になれます。

 

イタリアに本当に旅行に行こうとしたら、30万とかかかりますよね。余程裕福でなければ、小学生を海外旅行には連れて行ってくれません。

 

ディズニーシーでは、安い金額で子供が海外旅行した気分になれるんです。

 

アラサーになった今でも私は、ミラコスタに泊まると海外に行った気分になります。

 

 

4. 子供でも高級レストラン

 

ディズニーシーではヴェネツィアで有名なゴンドラに乗ることができます。

 

そして、そのゴンドラの川の近くには「リストランテ・ディ・カナレット」というイタリアンレストランがあります。

 

ここではお酒が飲めますし、焼き立てのピザやパスタが食べられます。

 

そして、「コース料理」です。

 

また、アメリカンウォーターフロントというエリアには、「S・S・コロンビア号」という客船があります。

 

この3階には「S・Sコロンビアダイニングルーム」というレストランがあります。

 

こちらも「コース料理」のレストランです。

 

 

10歳になったかばかりの子供を、イタリアン料理店に連れて行ける大人は、果たしているでしょうか?

 

豪華客船内のレストランに連れていける大人はいるでしょうか?

 

お金持ちは別です。庶民の私にとって、これは凄く特別な事でした。

 

正に、「大人になった気分」を、これらのレストランで味わう事ができました。

 

テーブルマナー等も親にここで教えてもらいました。

 

前菜、メイン、デザートというコース料理の存在。メインは肉と魚から選ぶ。

 

なんて、大人になったら当たり前ですが、子供にとって「コース料理」「メインの料理を選ぶ」

 

というのは、テレビや映画の中でしか見たことがない光景です。

 

大人になった今では、本物のイタリアンレストランに行くことができますので、偽物感を感じてしまいますが、子供にとっては正に高級レストランでした。

 

 

 

5. ステージで行われるキャラクターなしのショー

 

私は恋をした2つのショーがあります。

 

それは、

「ミスティックリズム」

「ビックバンドビート」

 

です。

 

ミスティックリズムは、ロスト・リバーデルタというインディージョーンズのアトラクションがあるエリアにあったのですが、

 

水の精・炎の精・大地の精という精霊をテーマに、スタントやアクロバティックなダンスが行われるショーでした。

 

演奏は生演奏です。

 

もちろん、ディズニーキャラクターは一切出てこないショーでした。シルク・ド・ソレイユが少し近いかもしれません。

 

内容は子供向きではなかったかもしれませんが、私はこのショーに夢中になりました。

 

知らない方はyoutube等で一度観て頂ければと思いますが、これを初めて生で観たときは圧巻でした。

 

「芸術」

 

というものを感じたショーでした。

 


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ビックバンドビートは今でもアメリカンウォーターフロントというエリアに、しっかりとした劇場があり、そこで観ることができます。

 

こちらも生音演奏で、有名なジャズの曲に合わせて歌とダンスが繰り広げられます。

 

 

ミュージカルや観劇というと、大人が行くものというイメージがありますよね。

 

最近では劇団四季のライオンキング等は家族で行けるものになりましたが、まだまだ子供にとってのハードルは高いです。

 

それが、ディズニーシーではパークに入園するだけで、そういった観劇が出来てしまうんです。

 

昔の方が良かったと思う原因

 

子供向けに舵を取るディズニーシー

 

さて、ここまでで私がディズニーシーに恋をした理由を話してきましたが、

 

「子供が大人の気分を味わえる」 

 

という点がポイントでした。

 

しかしながら、近年のディズニーシーは、ディズニーランドと同じく子供向けの遊園地へと進路変更をしています。

 

そして、私が好きだった上記の5つ要素も、どんどん弱まりつつあります。

 

例えば、キャラクター。

 

親善大使だったはずが、キャラクターメインのショーがかなり増えてしまいました。

 

キャラクターメインになりますので、ショーの装置とか、ダンサーの衣装とか、演出とか。

 

キャラクター以外の要素が安っぽくなり、全体的に子供っぽくなりました。

 

これは子供向けというよりは、「精神的に子供な大人向け」のような気がしますが。

 

またアトラクションにもどんどんディズニーキャラクターが出てきました。

 

「ストームライダー」というアトラクションは「ファインディング・ニモ」になってしまいましたし、「トイ・ストーリー・マニア」というアトラクションも出来てしまいました。

 

 

ファインディング・ニモに関しては、ギリギリ「イマジネーション」の要素を残していますが、「台風の中に突っ込んでいく」というストラームライダーの「冒険」要素は感じられません。

 

トイ・ストーリー・マニアについても、大人な街、アメリカンウォーターフロントにデカデカと、ウッディーの顔が出来てしまいました。

 

また、ダッフィー・シェリーメイという可愛いキャラクターも問題です。

 

嫌いではないんですけどね。

 

あまりにも主張が強いので、ディズニーシーの「大人な感じ」を損ねている気がします。

 

更に悲しかったこと。

 

それは、

 

上記したミスティックリズムがなくなってしまった。

 

ことです。

 

代わりに安っぽいミュージカル+プロジェクションマッピングが今は上演されています。

アウトオブ・シャドウランドですね。たしか。

 

確かにストーリーのわかり辛いミスティックリズムは子供向けではなかったですし、人件費がかかっていたのも事実だったと思います。

 

しかし、今の演目のレベルは、

 

「学校の文化祭のミュージカル」

 

という感じです。

 

芸術を感じません。(文化祭のミュージカルを否定する訳ではありません)

 

 

レストランが安っぽくなっていく

 

そして、更に深刻なのが、

 

レストランの安っぽくなっていく問題

 

です。

 

子供でも大人な雰囲気を感じられるレストランがある。それがディズニーシーでした。

 

しかし、今ディズニーシーのレストランは食器に紙皿を使い始めてしまいました。

 

また、アメリカンウォーターフロントにあった、ビュッフェスタイルで、切りたてのローストビーフが食べられるレストランは、ただのサンドイッチ屋さんになってしまいました。(あまり美味しくない)

 

この前、そのサンドイッチ屋さんに入った時、テーブル席やお手洗いの「かつての面影」に泣きそうになりました。

 

どうかんがえても普通のサンドイッチ屋さん向けの内装じゃないんです。どちらかというと高級な感じ。

 

「ここで大人ぶってビュッフェスタイルのご飯を食べたっけ」

 

と思い、泣きそうになりました。

 

「大人向けのテーマパーク」だったのが、「普通の遊園地」になっていってる感じ

 

それを感じている方も多いのではないでしょうか。

 

 

営利企業だから仕方ない

 

結局はディズニーも営利企業です。

 

キャラクターをショーに出したほうが人が来る。

 

レストランも回転率を上げたほうが儲けが出る

 

大人だけじゃなくてファミリーで楽しめたほうが旅行満足度が高い

 

という事なのでしょう。

 

夢を追及するあまり、潰れてしまっては元も子もないでしょう。

 

 

しかし、本当に子供は子供向けのコンテンツで喜ぶでしょうか??

 

子供向けのコンテンツで喜んでいるのは、大きな子供じゃないでしょうか??

 

 

私が小学生の時に夢を見たディズニーシー。

 

その形が今変わろうとしています。