私は物心ついた時からアトピーに苦しめられてきました。
まだ、軽い方だとは思いますが、首と肘の裏の膝の裏が、猛烈に痒くて痒くて、
朝起きたらシーツが血だらけ。
お風呂上がりにタオルで体を拭くと、タオルが血だらけ。
タートルネックなんて、首が痒くて着れたもんじゃありませんでした。
そんな私ですが、基本的なたった3つの事に気を付けることで、アトピーを治しました。
世の中にはアトピー患者を餌に、金儲けをする輩が大勢います。こういう人達に騙される前に、一度、私の方法を多くの方に試して頂きたいと思います。
信用できる医者に行く
「何を当たり前な事を」
「もう行ってるよ」
と思われるかもしれません。
私もちょっと前までは、
「医者に行っても治らないから、医者には行かない」
なんて思っていて、脱ステロイドをしたこともありました。
しかし、脱ステロイドの副作用は滅茶苦茶辛くて辛くて、結局アトピーは治りませんでした。
そこで、ネット上で治療方法を探していた私は、あるネット記事に辿り着きました。
そこにはこう書いてありました。
「そんなこだわりは捨てて、ちゃんと医者に行って。と彼女に言われた。初めてちゃんと医者を調べて、有名な病院に行ったら、驚くほどアトピーが改善した」
と。
これを見て、私も、
「医者には行っていたけど、医者が駄目だったのかもしれない…」
と思い、有名な皮膚科の医者を探すことにしました。
結果、以下の大事な2点が抑えられているかが大事だと気付くことができました。
- アトピーが治るように誘導してくれる治療をしているか
- 治療によって自分のアトピーの癖を知れるか
1に関しては、私の先生は、初診の際に、薬の塗り方から、完治までの流れを教えてくれました。
薬を塗り分けて、少しずつ量を減らしていきましょう。
と。
そして、しばらくは1ヶ月毎に症状を見せてください。次はいつ来れますか?
と、薬の塗る量を減らすタイミングを図るために、1ヶ月毎に皮膚の状態を診察する事を提案してくれました。
今まで通ってた医者は、半年に1回塗り薬を処方するだけ。
アトピーは大人になったら治りますみたいな事を言っていました。
医者選びは大切です。
ステロイドはちゃんと塗る
この記事を読んでいる方の中には、ステロイドに抵抗がある方もいるんじゃないでしょうか。
- 塗っても一向に治る気がしない
- 副作用があって、体に悪い気がする
- やめた時のリバウンドが怖い
実は私もそうでした。ネットで少し調べると、ステロイドが寿命を縮めるみたいな情報も出てきますし、脱ステしてアトピーが治った。なんていう人も出てきます。
脱ステも、もしかしたら方法かもしれません。
全員が全員脱ステでアトピーが治るわけではない
というのが私の意見です。そして脱ステは辛いです。
だったら、もう少し簡単な方法で試してみて、
それでも駄目だったら脱ステしませんか?
私は医者の指示どおり、治療が始まった最初の頃は、毎日朝晩2回に分けてステロイドを塗りました。
塗り方としては、医者の指示通り、患部だけではなく、アトピーではない部分にも塗ります。
勿論、炎症が出てないとき、肌が綺麗なときでも、決められたスケジュールを守って塗ることが大事でした。
この時に先生に言われたのが、
「まずは炎症をしっかり抑えて。そうすると色々分かることがあるから。」
という言葉でした。
これは後日、本当にそうだなと思った言葉です。
炎症が起きるタイミングを知る
医者の指示通り、毎日ステロイドを塗ったり、2日1度必ず塗ったりと、
炎症が起きていなくても週間的に塗ること
を繰り返している時に、あることに気が付きました。
それは、
炎症が起きるタイミングがある
ということです。
それまでは、炎症が起きるたびにステロイドを塗って抑えていたので、タイミングも分からず、生まれつきアトピーだから仕方ない、と考えていました。
しかしながら、定期的にしっかりと炎症を抑えていると、炎症が起きた時が目立つんですね。
先程述べた、「一度炎症を抑えると、いろいろ分かる」とはこの事でした。
そのタイミングは、私の場合、
- コーヒーフレッシュ入りのコーヒーを飲む
- マクドナルドのフライドポテトを食べる
- お腹いっぱいになるまでご飯を食べる
- 飲み会の後
でした。
コーヒーフレッシュは本物の「ミルク」ではなく、「油」だと言うことを聞いていました。偽物のミルクは私には体に合わなかったようです。
マクドナルドのフライドポテトについては、痒くなることもあれば、ならないこともありました。これは、使用している油がタイミングによって、酸化していたり、店舗によって使用する油が違うからでは?と思いました。
また、お腹いっぱい食べるのも駄目だと分かりました。アレルギーテストでアルコールに関しては大丈夫そうと医者に言われたので、飲み会というのも、「食べすぎ」が原因だったかと思います。
よって、これらの現象から
- コーヒーフレッシュを絶対に使わない
- 油ものはなるべく控える
- 食べすぎない
ということに気をつけて生活するようにしました。
すると、前みたいに急に痒くなってボリボリかいてしまう、ということが次第に少なくなり、ステロイドを塗る頻度も少なくなっていきました。
最終的には「プロトピック」という薬に変わって、これも塗る頻度がどんどん減り、今では塗る必要がほとんどありません。
たまに油断して「食べすぎてしまう」と、炎症が軽くでる(痒くなるけど血は出ない)ということがありますが、これも臨時で薬を塗れば抑えられます。
一点抑えていただきたいのは、これらの気をつける事は、
「私の体専用の知識」
です。
アトピーの治療が難しいのは、
「人によって原因が違う、程度が違う」
ことだと思います。
ですので、この記事を読んだ皆さんも、「自らの治療法」をご自身で見つけることが大事だと思います。
そのためにも、信頼できる医者を一度訪ねてみて、炎症を抑える事をしてみてくださいね。